自遊気ままに

50歳も近づき、人生も折り返し地点を通過(^_^;) 仕事と空手を中心に、日々の雑感を書き残していきます。

2017

この一年は、逆らうことのできない試練があった一方、素晴らしいチャンスを頂き、自分の目指す方向が定まった年でもありました。

振り返ると、私の人生が浮上するきっかけをつくってくれたのは、間違いなく 40歳を過ぎてからの空手ライフでした。
何故ならば、これ以上ない環境で稽古ができ、先生方や多くの仲間達と出会えたことが、全て私にとって奇跡の時間だったからです。
この貴重な経験のおかげで、私は過去と決別ができ、新しい人生を歩むことができました。

選手としての今後の活動については、今のところ白紙ですが、素人同然の私を育て上げてくれた道場へ恩返しのためにも、空手道には引き続き携わっていきたいと思っております。

また今年は、家族の病という大変な試練もありました。
入院先では 小さな子供からお年寄りまでが、厳しい現実を受け止めながらも未来を信じている姿に、勇気をもらいました。
人間の底力をあらためて知るとともに、ドクターや看護師達の、まさに献身という言葉にふさわしい行動に感動しました。

51歳にして確信したこと…それは
人が立ち上がろうとする力の源は、やはり愛であるというこです。

人間は自己中心的です。
それは、心の矢印が自分側に向いてるということであり、この矢印が自分側に向いてる間は、当然のことながら他者を活かすことはできません。
しかしながら、この矢印を自分ではなく、外に向けることができれば、人を助けることができるのではないでしょうか。
或は 人を伸ばすことができるのではないでしょうか…。
つまり、愛を外に向けることができれば、人に愛というプレゼントを渡せることができると思うんです。

私自身、今までの人生の学びにおいて 帰結したことを、来年からは具体的な行動に移していきたいと思います。

どうぞ皆様、これからも よろしくお願いいたします。