お盆が近づきました
帰省し顔を見せる度、ばあちゃんの第一声は必ず、「よおぉ、辛抱したなぁ」でした。
さほど頑張ってもなく、その当時、どちらかというと遊びの方に夢中だった私は、何やら申し訳なく、気恥ずかしい気持ちで受け答えした記憶があります。
もう20年以上前のことですが。
ここ数年、祖母の心情も若干ですが、わかるようになりました。
もし今、話せるとしたら多分…
「ばあちゃんも、がんばってきたんやね」と、自然に返せるのかなと。
時おり、夢の中で会う父親は、何も話しかけてはくれませんが、自分の心の中に住み着いていることを感じます。
故人に想いをはせるこの時期、手にいれた物、見栄や肩書き、全てのものが、あの世までもっていけないことに、あらためて気づかされます。
もっていけるのは、やはり魂だけなのかもしれませんね。
事が順調で、よい結果が出ている間は、無意識のうちに勘違いしがちです。
逆風が吹き荒れる時は、もう一歩も進めないのではないかと、不安に陥ってしまう場合もあります。
自分の成すべきことを胸に、日々全力を尽くす。
でも遊び心も忘れずに。
シンプルに、それだけで良いのかもしれません。
元気で生活できることに、感謝します。
ご先祖さま、ありがとう(*^^*)